アレルギー症状
アレルギー症状

じんましんは皮膚の一部が突然くっきりと赤く盛り上がり、多くの場合強いかゆみを伴います。通常は24時間以内に跡形もなく消えますが、症状が激しい場合には次々と新しい皮疹が出現します。原因は食物や薬品以外にも動物、植物、寒さ、感染など様々ですが実は原因が特定できない特発性が多いです。
「ゼーゼー・ヒューヒュー」という音(喘鳴:ぜんめい)は、空気の通り道(気道)が狭くなっているサインです。苦しそうに見える・呼吸が速いといった場合は早めに受診することが大切です。
気管支喘息
気管支に炎症が起こり、気管支が狭くなって呼吸が苦しくなる病気です。激しい咳とともにゼーゼー、ヒューヒューという呼吸音、息苦しさ、呼吸困難を繰り返します。喘息を起こす原因のアレルギーとしては、ダニやハウスダスト、イヌ、ネコなどの動物のフケや毛など様々です。気候の変化、タバコやアルコールによる刺激などでも生じることがあります。アレルギー以外にも感染症などが原因となることもあります。喘息は早期に適切な診断を受けて治療を開始することが大切です。
アナフィラキシーによる
気道閉塞
食物・薬・虫刺されなどがきっかけで急にゼーゼーが出た場合、アナフィラキシーの可能性があります。他の症状(じんましん・顔の腫れ・嘔吐・ぐったりなど)を伴う場合はすぐに救急車を呼んでください。
その他の
ゼーゼーする疾患
アレルギー以外でもRSウイルスによる細気管支炎(リンク)やクループ症候群(リンク)などでゼーゼーすることがあります。
鼻水や鼻づまりは子どもに非常に多い症状ですが、「ただの鼻水」と放置していると、アレルギーや慢性的な病気が隠れていることがあります。特に、季節を問わず続く・毎年同じ時期に悪化するといった場合はアレルギーの可能性を考えましょう。
アレルギー性鼻炎
ダニ・ハウスダストが原因の「通年性」と、花粉が原因の「季節性(花粉症)」があります。さらっとした透明の鼻水・くしゃみ・鼻づまりが特徴で、目の痒みを伴うことも多いです。朝起きたときや花粉の多い時期に症状が強くなりやすいです。
花粉症
スギ・ヒノキ・イネ・ブタクサなどの花粉が原因で起こる季節性のアレルギーです。近年は子どもの発症年齢が下がっており、幼児期から発症することも増えています。「毎年同じ時期に鼻水・目のかゆみが出る」という場合は花粉症の可能性があります。
副鼻腔炎(蓄膿症)
風邪をきっかけに副鼻腔(鼻の奥にある空洞)に炎症が起き、黄色・緑色の粘り気のある鼻水・鼻づまり・頭痛・頬の痛みが現れます。長引く場合は耳鼻咽喉科への紹介をお勧めすることがあります。

目のかゆみや充血もアレルギーで非常に多く見られる症状です。「目をこする」「しきりに目をまばたきする」といった様子が見られたら、アレルギー性結膜炎の可能性があります。こすることで症状が悪化するため、早めのケアが大切です。
アレルギー性結膜炎
花粉・ダニ・ホコリなどのアレルゲンが目の粘膜に触れることで起こります。強い痒み・充血・涙目・白っぽいネバネバした目やにが特徴です。アレルギー性鼻炎と同時に起こることが多く、花粉の季節に特に悪化します。
花粉症に伴う結膜炎
スギ・ヒノキなどの花粉が目に入ることで起こります。屋外に出ると症状が悪化し、室内では比較的楽という場合は花粉が原因の可能性があります。
アナフィラキシーは、食物・薬・虫刺され(ハチなど)が原因で、じんましんなどの皮膚症状、咳や呼吸困難などの呼吸器症状、嘔吐などの消化器症状などが複数同時に急速に進行するのが特徴です。原因に触れてから数分〜30分以内に症状が出ることが多いとされています。
エピペン®(アドレナリン自己注射薬)が処方されているお子さまは、ためらわずにすぐに使用してください。
食物アレルギーによる
アナフィラキシー
鶏卵・牛乳・小麦・ナッツ類・魚介類などが原因になりやすいです。少量でも重篤な反応が起きることがあり、「以前は大丈夫だった」という食べ物でも起こることがあります。
薬によるアナフィラキシー
抗菌薬・解熱鎮痛薬などの服用後に起こることがあります。薬を飲んだ後に全身症状が出た場合はすぐにご受診ください。
虫刺され(ハチ)による
アナフィラキシー
ハチに2回目以降刺されたときに起こりやすいとされています。過去にハチに刺された経験があるお子さまは、屋外活動の際に注意しましょう。
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